ネタバレ感想

鬼滅の刃5巻ネタバレ【無料で読む方法】あらすじ&感想(35話~43話)

鬼滅の刃5巻を無料で読む方法(ページ下へジャンプ)

父鬼の攻撃で炭治郎は山奥へ飛ばされ、残った伊之助は父鬼に殺されそうになるが、間一髪のところで水柱・冨岡義勇に助けられる。一方、炭治郎が飛ばされた先には十二鬼月の一人・蜘蛛鬼の累がいた。

累に苦戦しながらも、禰豆子の血鬼術や、家に代々伝わるヒノカミ神楽の力により、累の頸を斬った炭治郎。だが累は自分の糸で頸を斬ることで炭治郎の攻撃をかわしていた。炭治郎に止めを刺そうとする累だが、冨岡が現れ、炭治郎を助けて累の頸を斬る。

そこへ蟲柱・胡蝶しのぶが現れ、鬼の禰豆子に仕掛けた攻撃を冨岡が防いだ。

鬼滅の刃(単行本)ネタバレ&あらすじ
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第35話「散り散り」ネタバレと感想

 

炭治郎は顔面が蜘蛛の父鬼に水の呼吸・弐ノ型水車(みずぐるま)を放つが、鬼の体が硬く、刃を通すことができない。続いて伊之助が二本の刀で鬼の腕を攻撃するが、同じように刃を通すことはできなかった。

父鬼の強烈な打撃を炭治郎がかわし、伊之助がその後ろから斬りかかるが、左腕を後ろに振られて反撃されてしまう。

 

炭治郎は水の呼吸弐ノ型改・横水車を近くの大木に向かって放った。斬撃は木を切り倒し、父鬼の上にのしかかってそのまま川の中に倒れ込んだ。川の中で動きが取れなくなる父鬼に全集中・水の呼吸拾(じゅう)ノ型を放とうとする炭治郎。だが、父鬼は怪力で自分の体の上の大木を抱え、炭治郎の攻撃を受け止めてそのまま大木を振り抜き、炭治郎は山の奥へ飛ばされてしまう

 

一方、人面蜘蛛鬼を倒した後動けないままの善逸は、蜘蛛の毒がさらに巡り、手足の感覚をほとんど失い、呼吸もできなくなりつつあった。

その時、一人の女性がふわりと善逸の側に降り立った。細い刀を持ち、羽織は蝶の羽の模様、髪飾りも蝶の形だった。この女性、胡蝶しのぶは善逸の顔を見て微笑み、「大丈夫ですか?」と声をかけた。

 

父鬼によって炭治郎が飛ばされた先では、子供の鬼が女性の鬼を折檻(せっかん)しているところだった。

女性の鬼は痛みに叫び、顔を両手で覆っている。その顔面は血だらけで、手の隙間からも血がぼたぼたと流れ出していた。

女性の鬼の前に立って、あやとりのように糸を両手指にからめているのは、炭治郎と伊之助の前に一度姿を現した子供の鬼・累だった。

 

胡蝶しのぶ
父鬼は体が巨大で力も強いですが、他の鬼たちと違い、言葉をほとんどしゃべりません。唯一のセリフは「俺の”家族に”近づくなァア”ア”ア”」(汚い濁音混じり)です。この後の41話で、累は自分の命令に従わない者の知能を奪っていたことがわかりますが、この父鬼ももしかするとその犠牲者なのかもしれません。

 

第36話「これはやべぇ」ネタバレと感想

 

女性の鬼の顔には糸で切られたような傷が何本も走っていた。

炭治郎は累に「仲間じゃないのか」と聞くが、累は「仲間?そんな薄っぺらなものと同じにするな」と言い、「僕たちは家族だ。強い絆で結ばれているんだ」と答えた。

だが、炭治郎は「家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらもおなじように尊い」「お前たちからは恐怖と憎しみと嫌悪の匂いしかしない」と言い、累たちの絆は偽物の絆だと言い切る。

 

その時、茂みをかきわけて累の背後から鬼殺隊の隊士が現れ、累に斬りかかるが、蜘蛛の巣のように広がった累の糸で体を切り刻まれ、バラバラにされてしまう。

累は炭治郎の「偽物の絆」という言葉に激怒し、目は禍々しく見開かれ、周りの空気がビリビリと震えた。

炭治郎は刀を構え直し、「何度でも言ってやる、お前の絆は偽物だ!!」とはっきりと言い切る。

 

一人残された伊之助は、父鬼のあまりの強さに「炭治郎が戻るまで何とかと弱気になるが、我に返ると自分で自分に喝を入れ、父鬼に向かい駆け出した。

力強く叫びながら、一本目の刀で父鬼の腕に斬りつけ、さらに二本目の刀で一本目の刀を思い切り叩きつける。そのまま力を入れ続けると、途中で止まっていた一本目の刀は腕をじりじりと斬り進み、ついに斬り落とした。

 

有頂天になる伊之助だが、父鬼は走って逃げ出すと木の枝に上り、まるで本物の蜘蛛のようにしがみついた。そしてぶるぶる震え出し、脱皮してより大きくなって伊之助の前に降り立った。

顔面は甲羅のように硬く、牙と歯がみっしり並んでいた。両腕と両足からは三角にとがった大きなとげのような突起物が生えている。

その姿と大きさに、伊之助も「やべぇぞこれは」と思わずにいられない。

 

胡蝶しのぶ
累とのやり取りの中で、炭治郎は「家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらもおなじように尊い」と言っています。 比べられるものではありませんが、すでに鬼に家族を殺されている炭治郎にとって、家族は「失われたもの」です。 失くしたものはより大事に思えるのが人間の情ですが、どちらも同じように大事だと言える炭治郎に、仲間への思いの深さを感じます。

 

 

第37話「折れた刀身」ネタバレと感想

 

脱皮して巨大化した父鬼から感じるあまりの強さに、思わず死を覚悟する伊之助。

だがその時、炭治郎の「死ぬな!!」という言葉が胸に響いて伊之助の中に強い気持ちが甦り、二刀を構えると父鬼に向かいタンカを切った。

 

父鬼は伊之助に殴りかかり、伊之助は吹っ飛ばされてしまう。さらに踏み込んで伊之助を仕留めようとする父鬼だったが、伊之助は跳んでそれをかわすと、獣(ケダモノ)の呼吸参ノ牙・喰い裂き(くいざき)で鬼の頸を斬ろうとした。しかし、鬼の体の硬さに刀の方が折れてしまう。

反撃を喰らい、殴り飛ばされる伊之助。父鬼に首を絞められ、体を軽々と持ち上げられて宙吊りにされるが、その体勢から獣の呼吸壱ノ牙・穿ち抜き(うがちぬき)で再び鬼の頸を狙った。

 

だが、今度はあまりの硬さに刀が頸に刺さったまま抜けなくなってしまう。

さらに強く首を絞められ、頚椎を握り潰されようとする直前に、伊之助は走馬灯を見た。

 

「ごめんね伊之助」と泣きながら崖の縁で自分に謝る女性。その女性が抱く伊之助はまだ赤子だ。

心配そうにこちらを見つめる炭治郎と善逸。天丼を持ってやって来る藤の花の家のお婆さん。こちらを見つめる先ほどの女性は崖の上にいて、自分はそれを落下しながら見上げている…。

 

それが誰なのか考えながら、伊之助は大量に吐血した。その時、自分を絞める鬼の左腕がばっさりと斬り落とされ、伊之助は地面に落下した。少し離れた場所に、左右別の模様が入った羽織を着た青年が立っている。

 

富岡義勇だった。

 

父鬼は斬られた右腕をあっという間に再生し、冨岡に向かって行くが、冨岡は静かに水の呼吸肆ノ型(しのかた)・打ち潮を放った

次の瞬間、父鬼の両腕、両足、そして頸はバラバラになっていた

富岡の圧倒的強さを目にした伊之助は、その一太刀の威力の違いや、鬼を瞬時に斬る強さを目にし、一人わくわくが止まらなくなっていた。

 

一方、累は炭治郎に「偽物の絆」という言葉を取り消すように言うが、炭治郎はそれを断り、「間違っているのはお前だ」と言う。

累に向かって水の呼吸壱ノ型・水面斬りで攻撃しようとするが、その刀は累の糸によってバキンと二つに切り折られてしまった

 

胡蝶しのぶ
死の間際に見た記憶の中で、伊之助の過去がチラ見せされます。伊之助に謝る女性は彼の母親でしょうか?それにしても、以前も伊之助は藤の花の家のお婆さんの家で食べた天ぷらのことを考えていました。どうも伊之助の好物のようですね。

 

第38話「本物と偽物」ネタバレと感想

 

富岡の技を目の前で見てその強さに興奮し、「俺と戦え」とからむ伊之助だが、冨岡は全く相手にしない。

さっきの父鬼は十二鬼月などではないと一蹴し、伊之助を縄でぐるぐる巻きにして木からぶら下げると、「己の怪我の程度もわからない奴は戦いに関わるな」と言い置いてスタスタと行ってしまった。

 

累の糸に刀を折られた炭治郎は、その後の攻撃を避けるので精一杯だった。

なんとか累の間合いの内側に入ろうと考えが、生きているかのように動く糸のあいだを抜けることができない。逆に頭上から糸が迫って来て、よけきれない、と思った瞬間、背負っていた箱から禰豆子が飛び出し、炭治郎の代わりにその攻撃を受け止めた。血しぶきが上がり、傷ついた禰豆子を抱えて炭治郎はいったん隠れる。

 

だが、鬼になっても炭治郎と共にいて炭治郎をかばう禰豆子の姿を見て、累はこれが本物の”絆”だと思い、禰豆子を「欲しい」と言い始める。

それを聞いた女性の鬼、姉鬼は「姉さんを捨てないで」と嘆願するが、累は姉鬼の頸を斬り落としてしまった。

だが、頸を斬られた姉鬼は死なず、山の中にいる他の人間を殺すよう命じられて、体が頸を拾い上げるとその場を立ち去った。

 

累は炭治郎に「二人の”絆”を見て感動した」「このままでは二人とも殺されるが、禰豆子を累に渡せば命だけは助けてやる」と持ちかける。「僕の妹になれ」と。

炭治郎は怒りに震えながら「禰豆子は物じゃない!!自分の想いも意思もあるんだ」「お前の妹になんてなりはしない」と答えるが、累は「”絆”を繋(つな)ぐから心配いらない」「僕の方が強いんだ、恐怖の”絆”だよ」と聞く耳を持たない。

 

「恐怖でがんじがらめに縛りつけることをことを家族の”絆”とは言わない」と炭治郎は言うが、累は落ち着き払って「殺して奪(と)るから」と前髪をかき上げた。

いつもは隠れている累の左目が現れ、そこには「下伍」の文字。「下弦の伍」、つまり十二鬼月の下弦の伍番目の鬼のしるしだった。

 

胡蝶しのぶ
富岡義勇の強さを眼前に見て、自分の怪我も忘れ、戦おうとする伊之助。力比べで勝って自分の力を確かめることが大好きな伊之助らしい言動ですが、さすがに柱の冨岡さんはその一枚も二枚も上手でした。 そして、ついに十二鬼月が誰なのかが判明します!!炭治郎はこの恐ろしい鬼に勝てるのでしょうか。

 

第39話「走馬灯の中」ネタバレと感想

 

十二鬼月の下弦の伍・累は、家族には役割があると考えていた。命がけで親は子を守り、兄姉は下の弟妹を守るという役割。理解できなければ生きている必要がない役割だ。

 

累と相対しながら、炭治郎は折れた刀で頸を斬る方法を考えていた。

だが、累が右腕を大きく振ると、禰豆子にいつのまにか繋がれた糸が引っ張られ、頭上高く舞った後に累の腕の中に落ちてしまう。

 

折れた刀を手に累に向かって行く炭治郎。禰豆子が爪で累の顔をひっかき、炭治郎は累の攻撃を低くのけぞってかわすが、次の瞬間には禰豆子の姿が見えなくなっていた。

上からボタボタと血が降って来て、見上げると禰豆子が糸にからめとられ、糸で切られて血を流しながら宙に浮いていた。

炭治郎は自分に落ち着けと言い聞かせ、呼吸を整えようと意識する。

 

禰豆子は血を流し続けていたが、徐々に半目になり、目を閉じて眠ってしまった。

炭治郎は全集中・水の呼吸拾ノ型(じゅうのかた)・生生流転(せいせいるてん)を放つ。うねる龍のように回転を増しながら、一撃目より二撃目、二撃目より三撃目が強い斬撃となる技だ。

この技で累の糸を斬った炭治郎は、このままら距離を詰めようとするが、累は糸の強度を上げ、血鬼術・刻糸牢(こくしろう)を放つ。蜘蛛の巣の形に張り巡らした糸で相手を切り刻む技だ。

この糸は斬れないことをとっさに感じ、死ぬ、と感じた瞬間に、炭治郎は走馬灯を見た。禰豆子、善逸、伊之助。母、弟、妹たち…。

 

様々な人の姿の中で最後に浮かんだのは、家の庭で鈴の付いた枝を持ち、跳ね踊る小さな自分と、それを縁側で優しく見つめる父親の姿だった。

やつれ、頬はこけて目の下にもくまが濃かったが、父は踊る炭治郎に向かって「呼吸だ」「息を整えてヒノカミ様になりきるんだ」と優しく話しかけた。

それを思い出して、炭治郎の心臓がドクン、と強く打った。

 

胡蝶しのぶ
累は「守る」という言葉を好み、命がけで下の者を守るのが家族の役割だと考えますが、それは結局、自分が守られたいという欲求の表れにすぎません。その気持ちをうまく表現できず、恐怖で周りを従わせるしかなかったところに、鬼の悲しさがあるのかもしれません。

 

 

第40話「ヒノカミ」ネタバレと感想

 

累の攻撃を受け、死を目の前にした炭治郎は走馬灯の中に父の姿を見ていた。

炭焼きをする炭治郎の家は、火の仕事で怪我や災いが起きないよう、年の初めに”ヒノカミ”様に舞を捧げていた。父は顔の前に「炎」と書かれた紙を垂らしていて表情が見えないが、体が弱かったにもかかわらず、寒い雪の中で長いこと舞い続けることができた。その理由を聞いた炭治郎に、父は「どれだけ動いても疲れない息の仕方がある」「正しい呼吸ができれば炭治郎もずっと舞える」と教えてくれた。

 

そして、そのヒノカミ神楽と耳飾りを途切れさせず継承させるように炭治郎に言った。「”約束”なんだ」と。

炭治郎が付ける、太陽と光線を文様化したような耳飾りは、元々父が付けていたものだった。

 

父に教わった呼吸を思い出し、炭治郎はヒノカミ神楽・円舞の技を放った。

斬撃は累の糸を断ち斬り、炭治郎は累のすぐ側まで近寄ることに成功する。隙の糸が見え、禰豆子を守るために相打ちを覚悟で折れた刀を振るう炭治郎だが、累はその攻撃を防ごうと炭治郎に向かって糸を張る。

 

累の糸に吊られたまま眠り続ける禰豆子の横には、鬼に殺された母親が立っていた。母親は眠る禰豆子を起こそうと名前を呼び続けるが、目覚める気配がない。とうとう母親は泣きながら「お兄ちゃんまで死んでしまうわよ…」と言う。すると、禰豆子の目がかっと開いた。

 

禰豆子が目を覚ますと、炭治郎が折れた刀で累の頸を斬ろうとしているところだった。それを見て腕に強く力を込め、自分の血を燃やし爆発させる技、血鬼術(けっきじゅつ)・爆血(ばっけつ)を使う。血は炭治郎の攻撃を防ごうとして累が放った糸にも染み込んでいた。禰豆子の血と共に糸も燃えながら炭治郎の顔に当たるが、炭治郎が火傷を負うことはなく、糸はそのまま焼き切れる。

 

炭治郎の刀はついに累の頸に届き、皮膚に切れ目を入れるが、累の体は硬く、頸を斬り落とすことができない。

だが、禰豆子の血は炭治郎の刀にも付着しており、その血が爆(は)ぜて刀の勢いを加速させた。

「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!」

次の瞬間、累の頸は体から離れて宙を舞っていた。

 

胡蝶しのぶ
禰豆子の血鬼術が初登場です!自分の血を燃やす強力な技ですが、炎に関連しているのは、生まれが火を使う家であることや父親の舞う”ヒノカミ”神楽とも繋がりがあるのかもしれません。 その禰豆子の助けを得て、累の頸を斬った炭治郎。まさに二人の絆が偽物の絆に勝った瞬間と言えるでしょう。 ちなみにこの戦いはアニメ版19話で描かれ、超神回として海外でも話題になりました。鬼滅ファンなら必見!!!です。

 

 

第41話「胡蝶しのぶ」ネタバレと感想

 

そもそも、彼ら鬼の家族に血の繋がりなどなかった。累以外の鬼たちは、鬼狩りから身を守るために十二鬼月である累の能力を分けてもらい、その代わりに元の顔を捨てて累に似せ、家族ごっこをしていたのだ。

累の命令に従わない鬼は切り刻まれたり知能を奪われたりした。

 

その様子を見ていた姉役の鬼は、自分だけは痛い目に遭わされないようにうまく立ち回っていたが、操り糸の母鬼や人面蜘蛛の兄鬼がやられた際に顔が元に戻ってしまい、それを嫌った累に糸で切られたのだ。そして「山の中の他の人間を殺して来い」と命じられた。

 

その姉鬼は他の人間を探す途中、鬼殺隊隊士・村田を見つけ、溶解の繭(まゆ)の技を使い、手から糸を放って作った繭の中に閉じ込めてしまう。繭は硬く、中から斬ろうとしても斬ることができなかった。

このまま溶かして喰おうと考える姉鬼だったが、そこへの一人、胡蝶しのぶが現れた。

 

姉鬼が気づかぬうちに彼女の背後を取ったしのぶに、姉鬼はとっさに飛びのいて糸の攻撃を仕掛けるが、しのぶはそれをひらりひらりとかわした。

しのぶから感じる息のつまるような圧迫感に”死”を感じた姉鬼は、哀れっぽく「自分は無理矢理従わされている、逆らったら殺されるから助けてほしい」としのぶに訴えた。

 

しのぶはあっさりと「助けてあげます、仲良くしましょう」と答えるが、それを聞いてホッとする姉鬼に「今まで何人殺したか」と聞く。涙を流しながら「五人、それも命令されて仕方なく」と答える姉鬼だが、しのぶは「先ほどの術さばきからして八十人は喰っている」と笑顔で否定した。そして、「自分が来る途中に見た繭玉だけでも十四個あった。中の人々は全て全滅していた」と容赦なく言う。

 

殺した人間の数を確認して正しく罰を受けること、具体的には人を殺した分だけしのぶが姉鬼を拷問することを提案し、「一緒に頑張りましょう」とニッコリ笑顔で言うしのぶに、姉鬼はついにキレて攻撃しようとするが、その瞬間にしのぶの技、蟲(むし)の呼吸蝶ノ舞・”戯れ”で斬られていた。

 

頸が斬られていないことで、これなら勝てると思う姉鬼だが、次の瞬間に動悸が激しくなり、皮膚がひび割れ始め、口から大量の血を吐き出して死んでしまった。

鬼殺隊蟲柱・胡蝶しのぶは体が小さく腕力が無いため唯一鬼の頸を斬れない柱だが、鬼を殺す藤の花の毒を開発し、その毒で鬼を殺すことができるのだ。

 

胡蝶しのぶ
鬼の家族の中ではしおらしげに見えていた姉鬼ですが、実は一番のウソつきでズルいヤツでした。女はこわい!?ですね。 また、そんな姉鬼に蟲柱・胡蝶しのぶのSっぷりが全開します!笑顔で「目玉をほじくり出したり内臓を引き摺り出したり」と言う様子には凄みを感じます。笑顔の裏に鬼への底知れない憎しみがにじみでるようです。

 

第42話「後ろ」ネタバレと感想

しのぶが繭玉を刀で突くと、表面が破れて中から村田が現れた。命は助かったものの、服が溶け、全裸で現れたことで思わず自分の体を手で覆う村田。

その頃、炭治郎は力を使い果たし倒れていた。体中に激痛が走り、視界も狭まって、禰豆子の姿すら見えない炭治郎。

だがその時、周囲の血の匂いが濃くなり、頸を斬られた累の胴体が再び立ち上がった。累は炭治郎に斬られる前に自分の糸で頸を斬って攻撃をかわしていたのだ。

 

今度こそ炭治郎を殺そうと自分の頸を持ち上げ、再び体に載せると、糸の攻撃を構える累。

炭治郎は正しい呼吸ならどんなに疲弊していても動けるはずだと自分に言い聞かせ、必死に体を動かそうとするが、地面に這いつくばったまま身動きすることができない

累は血鬼術・殺目篭(あやめかご)の技で糸を半球状の篭の形にして炭治郎にかぶせ、そのまま切り刻もうとした。

 

その時、一人の青年がその場に現れたと思うと、水の流れるような剣技で炭治郎を囲む糸を全てあっさりと斬り落とした。

目が見えないために誰に助けられたのか分からない炭治郎だが、その青年、冨岡義勇に「俺が来るまでよく堪(こら)えた。後は任せろ」と声をかけられ、目を見開く。

累は冨岡に対し血鬼術・刻糸輪転(こくしりんてん)で糸を網の目のように細かく張り巡らせて攻撃しようとするが、冨岡は全集中・水の呼吸拾壱(じゅういち)ノ型、凪(なぎ)で自分に向かって来る糸を全て斬って斬ってしまう

 

この拾壱ノ型は、冨岡が編み出した技だった。この技を使えば、冨岡の間合いに入った術は全て無風状態の海のように凪ぎ、無になってしまうのだ。

最強度の糸を全て斬られたことを信じられず、もう一度技を繰り出そうと手を伸ばす累だったが、次の瞬間に彼の頸は冨岡に斬り落とされていた。

頸だけになって落下しながら、瀕死の状態にもかかわらず禰豆子をかばうように倒れる炭治郎を見て、累は突然思い出したことがあった。

 

これまでは、自分がいったい何がしたいのか、人間だった時の記憶が無くてわからなかった。本物の家族の絆に触れれば記憶が戻り、自分の欲しいものがわかると思っていた。

蘇った記憶の中には一組の男女の姿があった。

 

胡蝶しのぶ
炭治郎と禰豆子の二人でもあれほど苦戦した累を、あっさりと斬ってしまう冨岡さん。伊之助の時と言い、炭治郎たちと”柱”の力量差をひしひしと感じますね! 一方、何かを思い出したらしい累。本物の家族の絆に触れれば記憶が戻るという彼の考えは間違っていませんでしたが、それを作り出す方法が分からず、間違った方法しか取れなかったところに哀れを感じます。 もっと早く二人に出会うことができていれば、累も違ったふうに生きることができたのかもしれません。

 

第43話「地獄へ」ネタバレと感想

累は生まれつき体が弱く、走ることすらできなかった。

そんな彼の元に無惨が現れ、鬼になって累は強い体を手に入れることができた

だが両親は喜ばず、父はむしろ累を殺そうとした。母はそれを庇ってもくれなかった。

だから累は父を殺し、母も殺した。

 

昔、川で溺れた我が子を助けようとして死んだ親がいたと聞いたことがあった。累は、その親は”親の役目”を果たしたのだと考えていた。それに比べ、自分と両親の絆は偽物だったのだとも思っていた。

 

だが、母が死ぬ前に言った「丈夫な体に産んであげられなくてごめんね」という言葉を聞いて、父が累を殺そうとしたのは、累が人を殺した罪を背負って一緒に死のうとしてくれていたのだとようやく理解した。父は包丁を振り上げながら、「一緒に死んでやるから」と言っていた。

 

そして唐突に、本物の絆を自分の手で断ち切ってしまったことを理解した。

そのことに耐えられず、自分が悪いのだとわかってはいても、自分を受け容れなかった親が悪いと思うより仕方がなかった

それでも毎日父と母が恋しかった。偽りの家族では虚しさは止まなかった。結局累が一番強いから、誰も累を守ることはできなかった。累が強くなればなるほど、人間だった頃の記憶は消え、自分が何をしたいのかわからなくなっていった。

自分はいったい何がしたかったのだろう?

 

富岡に斬られ、崩れ落ちる累の体から、炭治郎は抱えきれない程の悲しみの匂いを嗅ぎ取っていた。思わず手を伸ばし、累の背中に載せる。

陽の光のようなその手の温かさで、累は思い出した。

本当は謝りたかったこと。全部僕が悪かった、許してほしい、と、父母に。

 

でも山ほど人を殺した自分は地獄へ行くだろう。父や母と同じ場所へは行けないだろう

 

気付くと、父が背中に手を当ててくれていた。隣では母が膝に手を置いてくれている。

「父さんと母さんは累と同じところに行くよ」

その言葉を聞いて、累はぼろぼろと泣き始めた。

「全部僕が悪かったよう」「ごめんなさい」

ごめんなさいごめんなさい、と謝り続ける累と、彼に寄りそう父母を、燃え盛る炎が包んでいった。

 

体が消え、後に残った累の着物を踏みつけにしながら冨岡は炭治郎の側に立った。

「鬼に情けをかけるな、醜い化け物だ」と言う冨岡に対し、炭治郎は「もちろん俺は容赦なく鬼の頸に刃を振るう」「でも鬼であることに苦しみ、自らの行いを悔いている者を踏みつけにはしない」と言う。「鬼は俺と同じ人間だったんだから」「鬼は虚しい生き物だ、悲しい生き物だ」と。

その炭治郎や禰豆子の顔を見て、冨岡はそれが以前自分と戦った兄妹であることに気づいた。

その時胡蝶しのぶが現れ、鬼の禰豆子を斬ろうと攻撃を仕掛けるが、冨岡はそれを防ぐ。邪魔された格好のしのぶは、「そんなだからみんなに嫌われるんですよ」と冨岡に挑発的な言葉をかけた。

 

胡蝶しのぶ
蜘蛛鬼・累の過去がついに明かされます。強く怖ろしかった十二鬼月の累ですが、過去を知ると可哀想にも思えます。累と両親が包まれたのは、地獄の炎なのか、それとも浄化の炎だったのでしょうか…? また、炭治郎の手は鬼にとって太陽のような温かさを持ちますが、これもやはり炭治郎の家やヒノカミ神楽と関係があるのかもしれませんね。

 

次の巻を読む

 

鬼滅の刃「5巻」(35話~43話)を無料で読む方法

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胡蝶しのぶ
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