鬼滅の刃14巻ネタバレ【無料で読む方法】あらすじ＆感想（116話～124話）

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突如現れた六体目の鬼に困惑する炭治郎だったが、彼は成長した分析力で鬼をどんどん丸裸にしていく。

しかし、先ほどまでの鬼よりはるかに強い六体目の鬼に炭治郎は想像以上の苦戦を強いられていた。

一方、記憶を取り戻した時透は格段にパワーアップしていた。彼は鉄穴森に打ってもらった新しい刀も相まって玉壺を全く相手にしなかった。

口論も戦闘も圧倒的な力の差を見せて勝利した時透だったが、食らった毒で戦闘不能になってしまった。

炭治郎たちを助けにきてくれた甘露寺は柱の実力を見せつけていた。しかし、劣勢に追い込まれる甘露寺は自身の血流を早めパワーアップを図った。すると彼女にあざが発現した。あざが発現してからの甘露寺は鬼を押していた。

一方、本体の半天狗を探す炭治郎たちだったが、「憎」の鬼に守られておりなかなか手を出せずにいた。

なんとかそれを破ったが鬼はまた逃げ始めた。業を煮やした不死川は思い切り大木を投げつけたが・・・

第116話「極悪人」ネタバレと感想

本体の首を切ろうとする炭治郎だったが、炭治郎の背後には喜怒哀楽のどの鬼とも異なる気配を持つ鬼が現れた。

炭治郎も禰豆子の血の効果も切れこれ以上首を切れそうにもない。

しかし間一髪、禰豆子が炭治郎を救出した。鬼は「憎」の文字持つ鬼に変わっていた。

炭治郎は突如出現した六体目に驚いたが、どうやら他の喜怒哀楽の鬼の気配がない。

それもそのはず、「怒」の鬼が他の鬼を吸収したのだ。

その姿はさらに若く、子供のようであった。その鬼の圧倒的な威圧感で炭治郎たちは息も詰まるようであった。

生物は追い込まれるたびに爆発的に力を発する。

炭治郎もそうだ。

しかし、半天狗はその長い寿命から何度も何度も窮地に追い込まれてきた。

そのたびに血鬼術で強くなってきた。つ

まり、彼は追い込まれるたびに強くなる鬼なのだ。

鬼は先ほどまで炭治郎が本体の小さい鬼を切ろうとしたことを責めるが、炭治郎は鬼の匂いから食った人間の数が百やそこらではないことを感じて、鬼に激昂(げきこう)する。

突如現れた六体目の鬼。

その鬼は先ほどまでの鬼とはレベルが違った。

威圧感もさることながら、その鬼の圧倒的な強さのもと炭治郎たちは動けなくなった。

鱗滝左近次

しかし、よく見てみると六体目ではなく「怒」の鬼が他の鬼を吸収したようだった。 しかし、他の鬼らはそれに反対したり、強制的に吸収されたりしていた。 つまり、この合体は何かしらの反動があると考えてもいいだろう。 それが炭治郎たちによく働けば良いのだが。 また、半天狗の強さの秘密は追い込まれることにあった。 そのため、今回も炭治郎たちは半天狗を圧倒的に追い込んでいたことが鬼側にはよく転んだ。 彼らはこの戦いの中で炭治郎のように成長したのだ。この成長した「憎」の鬼に炭治郎たちは太刀打ちできるのか。

第117話「刀鍛冶」ネタバレと感想

玉壺の血鬼術で水牢(すいろう)に閉じ込められてしまっていた時透だったが、肺に残っているわずかな空気で呼吸を発動して最後の一撃を放つが、時透の刃こぼれをした刀ではその血鬼術は破れなかった。

彼は生きることを諦め、お屋形様への願いを述べていた。

しかし、そこに炭治郎がやってきて時透を激励する。

玉壺が狙ったあばら屋の中には鋼鐵塚が伝説の剣を研いでいた。

その集中力は比肩(ひけん)するものがないほどであった。

その証拠に彼は現に玉壺の存在にすら気がついていない。真後ろで鉄穴森がやられているというのに。

その集中は攻撃を直接受けても切れることはなかった。

玉壺は彼を殺すこと自体は造作もないことではあるが、どうにかして彼の集中を切ってやりたかった。

一方時透はもう視野も狭窄(きょうさく)してきた。

死を覚悟した時透だったが、炭治郎がそれを止めてくる。

気づけば外から小鉄が小刀でその血鬼術を破ろうとしている。

それに夢中になっている小鉄は気がつかないが彼の後ろにも敵がいる。

その敵の攻撃を急所に受けた小鉄だったが、小鉄は時透を助けようとすることを諦めなかった。

そして彼はその水の中に空気を送り込んで時透を助けようとした。

そしてその呼吸でもう一度時透は技を出すことができた。霞の呼吸弍の型・八重霞で敵の血鬼術を破ることに成功した。

鱗滝左近次

大戦力である時透を失いそうになっていたが、そのピンチを救ったのも炭治郎であった。半ば諦めていた時透を死の淵から救ったのだった。しかし、その炭治郎はもちろん本物の炭治郎なはずはない。彼は今半天狗と戦闘中である。しかし、時透が死ぬ間際に見た炭治郎は実際に時透を救ったのだ。これは時透が炭治郎の言葉に心を動かされていた証拠だろう。鬼狩りは炭治郎を中心に皆がまとまり始めている。玉壺はと言うと、彼は鋼鐵塚を襲っていた。しかし鋼鐵塚は圧倒的悪意を持って近く彼には全く気がつかないほど刀を研ぐことに集中している。それは俗に言うゾーンに入るなんて言葉が甘く感じるほどの集中力だった。この刀が完成すれば炭治郎はもっと強くなれるだろう。しかし、全員生きて再び会うことはできるのだろうか。

第118話「無一郎の無」ネタバレと感想

時透がずっと見ていた炭治郎は亡くなった彼のお父さんの記憶だったようだ。

彼のお父さんと炭治郎は同じ赤い瞳をしていたようだ。

血鬼術から解放された時透だったが、毒が回って痺れもある。

時透は両親を10歳の時亡くした。

そして一人になったのは11歳の時からだ。彼は双子だったのだ。

兄、有一郎と無一郎は性格も真逆だったようで、人に優しくすることは全く意味のないことだと考える有一郎に対して無一郎は優しい考え方を持っていた。

それはまるで炭治郎の様でもあった。

兄は言葉のきつい人で冷たい人間だと無一郎は思っていた。

突如現れたお屋形様の御内儀(おないぎ)が来た時も暴言を吐いてすぐに追い返した。

剣士になりたかった無一郎だったが、楽観的すぎるその考え方に業を煮やした有一郎は人を助けることは選ばれた人間にしかできず、自分らみたいな子供には何もできない。

と二人は大げんかをした。そのあとは一切二人は口をきかなかった。

ある夏の日、鬼が二人の元にやって来た。

有一郎は大怪我を負ってしまった。

そして怒りが腹の底から吹き出た無一郎は気がつくと鬼を殺しかけていた。

しかし、頭が潰れても死なない鬼は苦しみもがき、朝日で最後は死んでいった。

家になんとか戻った無一郎だったが、そこで有一郎の優しさに触れた。彼は続けて「無一郎の無は“無限の無”なんだ」と言って死んでいった。

時透は自分の記憶を取り戻すと生気のある目を取り戻し、また鬼に立ち向かっていこうとする。

鱗滝左近次

記憶をなくしていた時透であったが両親がなくなった時のことや自分には双子の兄がいたことなどを次々と思い出した。昔の時透は今からは考えられないが、まるで炭治郎のように心の優しい木こりで今の時透はまるで彼の双子の兄のようだった。もしかしたら、記憶をなくした時透は無意識に亡くなった兄のように振舞っていたのかも知れない。そして自分が人を救うために選ばれた人だと言うことを再認識した時透は今までとは違う目をしていた。その目には生気が宿理、人を本気で救おうとしているようだった。他の鬼狩りと同じように本物の剣士になれたようだ。しかし、彼らのピンチは変わらない。その刃こぼれした剣と毒の回ったその体でどこまで戦えるかはわからないが、彼は一番重要な戦う意味を見出した。それはどんな伝説の武器よりも自分に馴染み、自分の力を最大限引き出してくれる。

第119話「よみがえる」ネタバレと感想

玉壺は依然、鋼鐵塚を傷つけ続けているが彼はそれを全くものともしていない。

そんな中、時透は彼を助けに参上した。しかし、彼の額にも耳飾りの鬼狩りのようなあざが浮かび上がっている。彼の顔つきもなんだか吹っ切れているようだった。鉄穴森から新しい刀を受け取った時透はついに反撃の狼煙をあげる。

どうやら新しい刀は時透の体にしっくりあっているようだった。そして鬼の召喚した敵も霞の呼吸、伍の型・霞雲の海で一蹴(いっしゅう)した。

返す刃でそのまま玉壺を攻撃するが、鬼は壺の高速移動で避けた。ように見えたが、進化した時透の斬撃を避けることはできていなかった。

鱗滝左近次

鋼鐵塚は驚異的な集中力で玉壺の妨害も物ともせず炭治郎の刀を研いでいた。一体どれだけの傑作ができるというのだろうか。これを手にした時の炭治郎は今の数段強くなれるだろう。 その証拠に、自分にしっくり合う刀をもらった時透であったが、先ほどよりも数段早い斬撃を繰り出すことができていた。先ほどまでの刃こぼれをしていた刀とは違い、切れ味も抜群だった。鬼の攻撃ももろともせず次々と切り倒していく。そして時透の刃もついに鬼の首に届き始めた。さぁ、反撃の狼煙をあげよう。

第120話「悪口合戦」ネタバレと感想

時透と玉壺は何やら不毛な悪口を言い合っていた。

玉壺の悪口は時透に一切刺さっていないが、時透が放った「なんかその壺、形歪んでない？」と言う一言で鬼は激昂しもう攻撃を仕掛けて来た。

その血鬼術は10000匹の魚を放って来たが時透は霞の呼吸、陸の型・月の霞消で1匹残らず切り刻んだ。

しかし、その魚からは体液はもちろん皮膚にも毒があった。

切り刻んだ後に飛び散る体液を避ける術はないように見えたが、霞の呼吸、参の型・霞散の飛沫で全てを弾き飛ばした。

時透はそのまま鬼を攻撃したが鬼も最後のあがきで脱皮をして避けた。

しかし、それは鬼の奥の手であり、その姿になるのは時透で三人目だそうだ。

それは決してハッタリではないようだった。

鬼は先ほどよりもパワーもスピードも上がっていた。

鬼が自分の能力について講釈を垂れていたが、時透は「どんなすごい攻撃も当たらなかったら意味ないでしょ」と一蹴して不敵な笑みを浮かべていた。

鱗滝左近次

時透は死の淵に立たされてそこから戻って来た。あった王的なパワーアップと記憶とともに。その実力は上弦の鬼を圧倒するほどであったが、上弦の鬼もさすがに奥の手を出して来た。鬼は脱皮することで全ての戦闘能力が格段に向上していたが、それも時透には関係がないようだった。彼にはまだ余裕があり、決して優勢な状況は変わっていなかった。 時透も鬼を挑発するようなユーモアを持ち合わせるような人格も取り戻し、彼は全てにおいて状況が好転している。なんだか、今までと違ってとても交換の持てる人物にも見えて来た。

第121話「異常事態」ネタバレと感想

時透は兄を殺されたことに対する鬼への怒りで記憶がなくなっても体が覚えているその怒りに従って、血反吐を吐く思いで刀を振って稽古に励んでいたようだ。鬼を滅ぼすために。

玉壺は大技を繰り出してくるが、今の時透には傷をつけることすら叶わない。

時透は霞の呼吸、漆の型・朧で鬼の攻撃を全てかわしていくその技は大幅な緩急をつけることで時透が消えたように見せていたのだった。

霞に翻弄されている鬼を時透は霞の中から忽然と姿を現して、鬼の首をとった。

玉壺は圧倒的実力差のせいで首を切られたことも気づいていなかった。

首を切られた玉壺だったが、やはりすぐには死なずに人間への罵詈雑言を時透に浴びせかけている。

しかし、時透がそんな聞くに耐えない口上を最後まで聞くわけもなくその首を細切れにしてしまった。

時透は体に刻み込まれた兄を鬼に殺された怒りに突き動かされ続けていた。

その怒りは血反吐を吐くほどの鍛錬をもものともしなかった。時透が天才と呼ばれるに到るまで隠された努力があったのだが、その原動力は怒りだった。

鱗滝左近次

今までが本気ではなかったかのように時透の動きは段違いにレベルアップして上弦の伍をまるで赤子の手を捻るように圧倒的な力の差で倒してしまった。しかし、時透は毒を食らっているため一概に命に別条はないとは言い切れないだろう。ましてや、炭治郎たちの救援に行くことも体力的に見て考えにくい。上弦の鬼は一人減ったが、同時にこちらも大きな戦力を失ってしまったかも知れない。

第122話「それは一時的な興奮状態」ネタバレと感想

玉壺に圧倒的な差を見せつけて勝利した時透の調子は絶好調のように見えたが、やはり序盤で食らった毒が回り彼は倒れてしまった。

鳩尾(みずおち)を刺されて死んだと思っていた小鉄だが、懐にしまっていた炭治郎の鍔が守ってくれたようだった。

一方、炭治郎だが未だに冷静な分析で相手を見ることができている。

しかし、敵の圧倒的な攻撃力に歯が立たないでいた。

どうやらこの鬼は喜怒哀楽の鬼攻撃を全て使える上に格段にパワーが上がっていた。

敵の攻撃に捕らえられ身動きが取れなくなった炭治郎は絶体絶命のピンチに追い込まれていたが、そんな時に甘露寺が助けに来てくれた。

やはり柱の実力は健在であった、鬼の攻撃自体を恋の呼吸、参の型・恋猫しぐれで切ってしまった。

鱗滝左近次

やはり時透は懸念通り毒が回ってしまって動けなくなってしまった。絶好調だっただけに惜しい戦力を失った。だが、命に別条はないだろう。 さらに死んだと思っていた小鉄も炭治郎の新しい鍔、それは煉獄にもらったものであったが、それを懐にしまっていたおかげで鳩尾の傷は朝くすんだようだった。その場にいなくても人の命を炭治郎は助けていたのだ。きっと彼はそういう星のもとに生まれているのだろう。 そして炭治郎の窮地には甘露寺が助けに来てくれた。女性とは思えない力強さと俊敏性を兼ね備えている彼女も大戦力である。

第123話「甘露寺蜜璃の走馬灯」ネタバレと感想

甘露寺の刀は極めて薄く柔い。

技の速度はあの宇髄をも凌ぐという。それは女体が故の筋肉の柔らかさや、関節の可動域の広さが刀の「しなり」と相まってそのスピードを生む。

だがしかし、圧倒的奇形な彼女の刀は自分自身も切りかねないという危険をはらんでいる。彼女にしか扱えない刀なのだ。

鬼の大技にも恋の呼吸、弐の型・懊悩巡る恋、陸の型・猫足恋風で相殺してしまった。

しかし、鬼もまだ奥の手を隠し持っており、さらに今の技を超える大技を繰り出す鬼。

その技は広範囲に及ぶ範囲攻撃であったが甘露寺は恋の呼吸、伍の型、揺らめく恋情・乱れ爪で応戦する。

鬼の攻撃を見事にいなした甘露寺はそのまま鬼の首を取ろうとしたが、鬼の本体はこの鬼ではなく、鬼は首を切っても死なないことを甘露寺は知らなかった。

そのため、鬼の攻撃をモロに至近距離で食らってしまった。

ほぼゼロ距離で強力な攻撃を食らった甘露寺は気を失ってしまった。

しかし、鬼はこの攻撃を食らって体の原型が留まっていることに驚いていた。

そこから甘露寺の肉体は良質な筋肉からできてると判断し、今すぐ吸収しようとした。

それもそのはず、彼女の筋肉の密度が常人の8倍あるという。さらに彼女は人の何倍も飯を食う。

しかし、それらの事実を隠さなければ婚約相手は全く見つからなかった。

裏を返せば、それらを隠した途端婚約相手はたくさん見つかったのだ。しかし、嘘で塗り固められた自分を窮屈に彼女は感じていた。

走馬灯から覚めた甘露寺は炭治郎たちに守られていた。甘露寺は彼らの希望の星なのだ。自分の居場所を鬼殺隊に見つけた彼女は自分をのびのびと発揮できる。

鱗滝左近次

刀鍛冶の長、鉄珍が打ったという甘露寺の刀は今までのどの刀とも違う異形を成しておりなんとも不思議な刀だったが、その刀は甘露寺の力を最大限引き出すのに最適の刀であった。それは刀鍛冶と鬼殺隊員は二人三脚で鬼に対抗していることが顕著にわかるだろう。 彼女の筋肉は上質でこれを吸収した鬼はさらなるパワーアップができること間違いなしだった。しかし、炭治郎たちの最後の希望である甘露寺を殺すわけにはいかない。全員で彼女を守る姿はまさにチームプレイだった。これは鬼たちにはないことだ。やはり要所でそういう部分が目立つ。 鬼殺隊は世の中に居場所が見つからない人たちも皆がその中でそれぞれ自分のアイデンティティを確立して自分の居場所を見つけることができる。それは甘露寺も含めである。そのおかげで彼らは皆のびのび自分のやりたいことをやることで自分の実力を思う存分伸ばしているのだろう。

第124話「いい加減にしろ　バカタレ」ネタバレと感想

甘露寺が「憎」の鬼と戦っている間に炭治郎たちは鬼の本体を探していた。

一方、甘露寺は自分の心拍数を上げて、血の巡りを早くすることで自身のスピードとパワーを上げていた。

鬼も甘露寺の異変には気がついたものの原因は特定できないでいた。

すると、甘露寺の首元にあざのようなものが出てきた。それは鬼の文様のようにも見えた。

不死川は鬼を食うことで一時的に鬼の体質になることができる。

強い鬼を食えばその分再生力、筋力ともに上がる。身体能力も低く、呼吸も使えない彼が柱になるために選んだ苦肉の策だった。

しかし、これは誰でもできることではなかった。不死川もまた特異体質なのだ。

炭治郎は一瞬の隙に斬りかかるが跳ね返される。

しかし、禰豆子が炭治郎の刀に火を纏わせた。炭治郎はヒノカミ神楽・炎舞で本体を守る木を切ったが、そこには本体はいなかった。

すぐに逃げている鬼を見つけ不死川は鬼に向けて気を思い切り投げた。

甘露寺もまたあざを持つ者であった。

一体どんな条件のもとであざは発現するのだろうか。

一つ言えるのは夢中になっている時である。そしてもう一つは死の淵に立たされた時。

しかし、それは今回の甘露寺で若干共通性が薄いようにも見える。

ただ、このあざが発現するのはどうやら何かしらの条件を満たす必要がありそうだ。

鱗滝左近次

この秘密がわかれば鬼殺隊全員とは言わないが、柱くらいであれば全員が使いこなせるようになるかもしれない。 また、不死川がなんども死んだように見えて死んでいなかったのは躱していたのでもなく、圧倒的タフネスでもなく、彼自身が部分的に鬼になっていたのだ。圧倒的に特異体質である。 半天狗を追い詰めた炭治郎たちだが、鬼はしぶとく逃げている。甘露寺が「憎」の鬼を倒すのが先か、炭治郎たちが先か。勝利はすぐそこにあるように感じる。

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